格助詞・副助詞・係助詞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 22:59 UTC 版)
主格の格助詞には「の・ん」を用い、準体助詞に「と」を用い、また対格(を)には「ば」を用いる。方向を表すのに、「に」や「さん・しゃん・さめ・さね・さにゃ・さな」が用いられるが、「に」は「い」に変化して、さらに前の語と融合する。また、「…(する)ために・(し)に」のような、行為の目標を示すのに「ぎゃ・ぎゃー」を用いる。これら上記の助詞は、おおよそ他の肥筑方言と共通する特徴である。このほか、手段・方法を表すのに「から」を用いる。撥音の後に副助詞「は」が来ると、「ほんな」(本は)のように「は」が「な」に変わる。
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