株式会社コムパック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/17 07:34 UTC 版)
『I/O』に掲載されたソフトウェアの記事に、プログラムが掲載されることがあったが、コムパックは主にそのソフトウェアを販売していた。当初はPC-88系、MZ-80系などのソフトでカセットテープで提供された。『I/O』はソフトウェアの掲載に関して「日本マイコン連盟」と称して(電波新聞社の月刊誌『マイコンBASICマガジン』とは関係がない。既に休刊)投稿を募集していた。採用されて『I/O』に掲載され、ソフトウェアが販売されると、作者に印税が支払われた。掲載採用は事前に連絡はなく、掲載による発表のみであった。ソフトウェアの1本の価格は3,000円程度。全国のパソコンショップに流通した。対抗していたのは電波新聞社で、これは主にハドソンのソフトを扱っていたが、MZ-80系が主流であった。『I/O』もハドソンのソフトウエアは時折掲載はしていた。後にテレスターに業務は移管される。
※この「株式会社コムパック」の解説は、「工学社」の解説の一部です。
「株式会社コムパック」を含む「工学社」の記事については、「工学社」の概要を参照ください。
- 株式会社コムパックのページへのリンク