査定方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 15:22 UTC 版)
「査定した朝鮮語標準語集」の記事における「査定方法」の解説
朝鮮語の標準語については、1933年の「朝鮮語綴字法統一案」においてすでに「中流社会で使われるソウル語とする」と規定されていたが、標準語の査定においては普遍性のある地方語も考慮すべきと考えられていた。それゆえ、標準語査定委員会の構成員はソウル出身者のみならず、地方出身者も含まれていた。第1回読会時の査定委員40名、第2回読会時の査定委員70名は、ともに半数が京畿道出身者(ソウル出身者を含む)、残りの半数が人口比例による各道代表者であった。第3回読会時の査定委員73名は、京畿道出身者37名(うちソウル出身者26人)と人口比例による各道代表者36名であった。 標準語の査定は査定委員の票決によって行われた。単語の票決決定権は京畿道出身委員37名にのみ与えられたが、各道代表者の中にこの票決に異議を唱える者があるときは、語彙調査などを行った上で再審理を行い、全会一致で可決することとした。 このようにして査定された語彙数は、標準語6231語、略語134語、非標準語3082語、漢字語100語、総計9457語である。
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