柴山廣とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 柴山廣の意味・解説 

柴山廣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/02 15:38 UTC 版)

柴山 廣(しばやま ひろし、1919年12月15日[1] - )は、日本の電気工学者大阪工業大学名誉教授。元電気工学教室担当。工学博士(京都大学)。電気学会関西支部元評議員[2]

専門は、電気工学電力工学電動機含む)・パルス工学、非線形理論[3]

略歴

京都府出身[4]。1942年京都大学工学部電気工学科を卒業。三菱電機研究所(現:先端技術総合研究所)に技師として入社。1946年京都市立第一工業学校教諭などを経て[4]、1950年大阪工業大学工学部電気工学科に着任し[5]、電気工学教室を担当。その後、1957年に助教授、1962年に電気工学科教授[4]。1962年工学博士京都大学[6]。1975年大阪工業大学図書館長[7]。1992年大阪工業大学名誉教授

大阪工業大学工学部電気工学科にて約40年の長きに渡り教鞭を執り、初代学長の野田清一郎と共に1949年新制大学の開学初期の電気工学・電力工学(のちのパワーエレクトロニクス)研究の育成および1965年大学院工学研究科修士課程電気工学専攻の開設に貢献した[8]。その功績を讃えて、同大学より「柴山奨学金」が開設されている[9]

主な所属学会は、電気学会IEEE電子通信学会など。

主な研究

脚注

  1. ^ 『研究者・研究課題総覧 自然科学編 1990年版 /工学』日本学術振興会、1990年、p.1644。
  2. ^ 昭和48年度事務及び事業報告 (PDF)
  3. ^ H. Shibayama IEEE Xplore Author Profile
  4. ^ a b c 『人事興信録 第25版 上』人事興信所、1969年、し68頁。
  5. ^ https://www.oit.ac.jp/ees/alumni/club.html
  6. ^ 柴山広『周期的外力を受ける自動振動系の研究』 京都大学〈工学博士 報告番号不明〉、1962年。 NAID 500000318703 
  7. ^ https://www.oit.ac.jp/japanese/toshokan/tosho/papiro/pdf/05.pdf
  8. ^ http://www.oit.ac.jp/www-ee/07_alumni/denkiclub/denkiclub-1.pdf
  9. ^ https://www.oit.ac.jp/japanese/gakusei/scholarship004.html
  10. ^ https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/24274/1/33-62.pdf



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  柴山廣のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「柴山廣」の関連用語

柴山廣のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



柴山廣のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの柴山廣 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS