枕がえし(まくらがえし)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/23 15:38 UTC 版)
「どろろ梵」の記事における「枕がえし(まくらがえし)」の解説
夢の世界を司る妖怪で、百鬼丸の右目を持つ「四十八の妖怪」の一体。現実を夢に摩り替えることにより現実に起こった事象を別の事象に置き換えることができる。その時、妖術をかけられた対象は眠りにつく。それは人間・妖怪問わず力を行使できる。置き換える夢は枕がえしの任意により、様々な夢を対象に見せる。当人はだんだんと人間を憎くなってこなくなり、もうすぐ死ぬということを自覚している。普段は黒猫の姿で、どろろと一緒にいる。好物は秋刀魚。怨むことで妖力が増す妖怪にあって、枕がえしだけは怨み以外をも妖力の源とすることができる。その源が何かは明記されていない。どろろからは「じっちゃん」、梵からは「猫ちん」と呼ばれている。もう一人の百鬼丸に胴体を真っ二つにされて力尽きてしまう。
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