板面の品質 (A - D)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 08:43 UTC 版)
「構造用合板」の記事における「板面の品質 (A - D)」の解説
JAS規格では、構造用合板の表面と裏面の品質をそれぞれAからDまでの4段階で表している。Aの方が節が少なく、Dの方は大きな節が多い。一般的に下地材では見栄えは重要でないことから、製造されているもののほとんどはC - Dとなっている。材料として多く使用されるカラマツは幹から太枝が輪生状に生えるため、丸太をかつらむきして合板を作ると特定の箇所に節が集中する傾向があり、製品仕様としてはC - Dの品質しか保証しないとされているもののなかにも、たまたま節の少ない製品は存在するが、内装材として兼用することを想定し、片面だけ表面の状態のよいBを選び、直接クロス貼りすることができるよう品質管理された製品もある。
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