松尾寺 (安曇野市)とは? わかりやすく解説

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松尾寺 (安曇野市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/07 03:10 UTC 版)

松尾寺

松尾寺本堂
(2009年2月19日撮影)
所在地 長野県安曇野市穂高有明7327
位置 北緯36度22分18.8秒 東経137度49分42.0秒 / 北緯36.371889度 東経137.828333度 / 36.371889; 137.828333座標: 北緯36度22分18.8秒 東経137度49分42.0秒 / 北緯36.371889度 東経137.828333度 / 36.371889; 137.828333
山号 鶴王山
院号 常楽院
宗派 高野山真言宗
本尊 薬師如来
創建年 651年1528年の両説
開基 仁科盛政、古厩氏の両説
正式名 鶴王山松尾寺
文化財 薬師堂(重要文化財
法人番号 6100005006547
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松尾寺(まつおじ)は 長野県安曇野市穂高有明に在る高野山真言宗寺院山号は医王山。院号は常楽院。本尊薬師如来

歴史

信府統記によると1528年仁科盛政を開基として中興されたとされるが、支族の古厩氏であるという説もある。『長野県史』では本尊を安置する薬師堂を造営したのが盛政で、創建自体は白鳳2年(651年)までさかのぼるとしている[1]

古くは醍醐寺三宝院の末寺であったが、のち現在の宗派に改宗された。江戸時代十返舎一九の『続膝栗毛』にも登場する。明治時代なると廃仏毀釈の波を受け衰退し、仁王堂と本堂(薬師堂重要文化財)が残るのみとなった。

文化財

  • 重要文化財(国指定)

文化財

ギャラリー

参考文献

  • 『国宝・重要文化財(建造物)実測図集 47 (長野県)』「松尾寺本堂 平面図、正面図、側面図、横断面図、縦断面図、見上図、詳細図、規矩図」文化庁、1978年3月、国立国会図書館蔵書、2019年2月1日閲覧。
  • 『長野県の国宝・重要文化財建造物修理工事報告書 第1巻(中世寺院・塔建築)』「重要文化財松尾寺本堂修理工事報告書(昭和40年)」長野県文化財保護協会 編纂、松本 郷土出版社、1988年4月、復刻、国立国会図書館蔵書、2019年2月1日閲覧。
  • 『探訪 信州の古寺 天台宗・真言宗』1996年 郷土出版社

関連項目

脚注

  1. ^ 通史編 第3巻 p.670

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外部リンク




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