東樺太海流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/13 16:00 UTC 版)
東樺太海流(ひがしからふとかいりゅう、英: East Sakhalen Current)とはオホーツク海西部・樺太の東側を南下する海流[1][2][3]。オホーツク海には12の海流が確認されており、主要な流れとしてみられるのが、オホーツク海を反時計回りに流れるものである[4]。東樺太海流はそのうちの一つで、樺太の東側を南下する海流である。この海流は、低温・低塩分水が特徴でアムール川からの流入水が主な供給源と考えられている[5]。
- ^ a b c d e f g 東樺太海流のベールを剥ぐ,北海道大学低温科学研究所 (PDF)
- ^ a b c d 大島慶一郎「東樺太海流と海氷」『天気』第50巻第7号、日本気象学会、2003年7月、503-508頁、ISSN 05460921、NAID 110001812978。
- ^ 北海道周辺の海流 第一管区海上保安本部
- ^ Kim, Sen Tok (2012-06-24). “A review of the Sea of Okhotsk ecosystem response to the climate with special emphasis on fish populations”. ICES Journal of Marine Science 69 (7): 1123–1133. doi:10.1093/icesjms/fss107. ISSN 1095-9289 .
- ^ 赤川正臣「アムール川とオホーツク海の海氷」『雪氷』第39巻第1号、日本雪氷学会、1977年、1-6頁、doi:10.5331/seppyo.39.1、ISSN 0373-1006、NAID 130000906853。
- ^ a b c d 海洋物理からみたオホーツク海の特徴 海洋物理からみたオホーツク海の特徴,若土正曉,北海道大学低温科学研究所 (PDF)
- ^ コラム・北太平洋中層水,気象庁
- ^ 小野数也「北太平洋域における混合のホットスポット、ブッソル海峡での鉛直拡散係数の分布と水塊形成 / Distribution of vertical diffusivity coefficient, water mass formation in the Bussol' Strait : A mixing hot spot in the North Pacific」乙第6899号、2013年、doi:10.14943/doctoral.r6899、NAID 500000731361。
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