東小野正道とは? わかりやすく解説

東小野正道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/02 15:43 UTC 版)

東小野正道(ひがしおの まさみち、1974年4月4日 - )は、日本のオートレース選手

選手データ

  • 戦歴
    • 通算優勝回数:29回
    • グレードレース(SG,GI,GII)優勝回数:5回
    • 全国区レース優勝回数:1回(プレミアムカップ1回)
    • GI優勝回数:2回
    • GII優勝回数:3回
    • 年間最多勝利選手:2回
  • 受賞歴
    • 優秀選手賞:1回

略歴

人物

東小野は永井大介森且行らと同期の25期。安定した走りと突き放す独走力、そして雨走路での強さには目を見張るものがある。

GIの初制覇がデビューから9年目と、かなり遅い方である。デビューから数年こそ平凡な成績だったが、2002年には全日本選抜オートレースで優出するなど、格段の成長を遂げていた。しかし、初の記念タイトルが目の前にまで迫っていたところで広木幸生(22期、川口オートレース場所属)の「ミサイルのような突っ込み」の直撃を喰らいタイトルを逃すなど、不運としか言いようの無い目に遭ったりもしていた。

以前、SGのCS中継で行われた勝利インタビューの中で、「お客さんに一言お願いします」の質問に「お客は関係ない」と発言をしてしまったことがある。図らずもプロレーサーとしての意識の低さを露呈してしまったこの発言はファンの批判を浴び、すぐに謝罪するに至った。現在はファンサービスに積極的に努めるなど、改善したようである。

そんな東小野だったが、2006年から急激な進化を遂げる。雨の準決勝を勝ち上がったSG第25回オールスターオートレースの優勝戦では、岡部聡(19期、山陽オートレース場所属)のフライングや飯塚将光(9期、船橋オートレース場所属)の反則妨害の被害など波乱だらけのレースを掻い潜り準優勝を果たすと、そのおよそ1ヶ月半後には自身初となる念願のGIタイトルを獲得。更に3ヶ月後には、当時全国No.1だった高橋貢(22期、伊勢崎オートレース場所属)を下して二つ目のGIタイトルを手中にするなど、まるで別人のような活躍を見せた。

2007年7月には10連勝を達成したが7月2日の地元一般開催の優勝戦の際にフライングをしているため、表彰記録という扱いにはならない。

ブログ

東小野正道 6周目3コーナー的ブログ」というブログを運営している。この中では、レースの反省・感想や整備等にまつわる話、先輩・後輩レーサーの話、そしてプライベートの話題などが掲載され、更新頻度も高かった。しかし、競艇批判とも取れる内容の記事を掲載してしまい、コメント欄が炎上。事態の沈静化を図るべく、ブログは一時閉鎖されてしまう。その後復活したが、コメント欄はなくなってしまった。

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