木曽駒ヶ岳大量遭難事故とは? わかりやすく解説

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木曽駒ヶ岳大量遭難事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/20 16:02 UTC 版)

木曽駒ヶ岳大量遭難事故(きそこまがたけたいりょうそうなんじこ)とは、1913年大正2年)8月26日から翌日にかけて襲った台風による悪天候に巻き込まれ、木曽駒ヶ岳を集団宿泊的行事で登山中の教員・生徒ら38人が遭難、うち11人が将棊頭山付近で死亡した山岳遭難事故である。のちに作家の新田次郎がこの事件をモデルとして小説『聖職の碑』を著し、映画化もされた。


注釈

  1. ^ 参加した同窓会員、有賀義計手記より。なお、新田次郎『聖職の碑』ではこの件には触れられていない。
  2. ^ 木曽駒ケ岳と中岳の鞍部にも小屋はあったが(現在の木曽駒頂上山荘のヘリポートにあたる)、中岳頂上付近は迷いやすく、当時は巻き道も整備されておらず木曽谷に転落の恐れがあったため悪天候時に向かうには危険が大きかった。

出典

  1. ^ a b 羽根田、2020年、P18-19.
  2. ^ 東京朝日新聞、1913年8月29日
  3. ^ a b 羽根田、2020年、P48-49.
  4. ^ 春日、1973年、P28-30.
  5. ^ a b 羽根田、2020年、P44-45.
  6. ^ a b 大矢康裕(著)・吉野純(監修)『山岳気象遭難の真実 過去と未来を繋いで遭難事故をなくす』山と渓谷社、2021年、P155-162.
  7. ^ 春日、1973年、P28.
  8. ^ 羽根田、2020年、P50.


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