朝鮮貴族の伯爵とは? わかりやすく解説

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朝鮮貴族の伯爵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 16:14 UTC 版)

伯爵」の記事における「朝鮮貴族の伯爵」の解説

日韓併合後1910年明治43年)の朝鮮貴族令皇室令第14号)により華族準じた朝鮮貴族制度設けられた。朝鮮貴族にも公侯伯子男五爵存在した(ただし朝鮮貴族公爵叙された者は現れなかったので、朝鮮貴族実質的な最上位爵位侯爵だった)。朝鮮貴族爵位華族における同爵位対等立場にあるが、貴族院議員になる特権がない点が華族異なった朝鮮貴族爵位家柄に対してではなく日韓併合における勲功などに対して与えられたものだったが、そうした勲功上げることができるのは大臣級の政治家軍人だった者だけであるため、朝鮮王朝最上位貴族階級だった両班出身者占められた。 朝鮮貴族爵位叙された者は全部76名あり、うち伯爵叙されたのは李址鎔閔泳璘李完用の3名である。後に李完用侯爵に陞爵し、閔泳璘は刑により爵位はく奪された。当初子爵だった宋秉畯野田秉畯)は原敬推挙伯爵に陞爵した。また高羲敬伯爵に陞爵している。

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