朝日奈義介
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 07:28 UTC 版)
まゆみの父。無学だが一代たたき上げの朝比奈芸能社の社長となった。持ち前の近江商人の腰の低さと抜け目のなさと堅実さで、戦前は多くの漫才師・講釈師・落語家や、流行歌手・楽団を持っていた。戦後、脳溢血で倒れ半身不随となると、冷淡なこの社会の人たちは忽ち義介を置き去りにして四散した。戦時中は各地の陸軍病院や軍需工場を、慰問芸能団を率いて廻わっていた。自宅と事務所を兼ねた朝比奈芸能社は中野区にあったが空襲で焼け、その後一家は荻窪に住んでいる。7年間寝たきり生活をしている。
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