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有馬休八

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/06 06:52 UTC 版)

 
有馬 休八
時代 江戸時代末期 - 明治時代初期
生誕 天保10年(1839年
死没 明治23年(1890年11月21日
改名 純清
官位 正七位
幕府 江戸幕府
薩摩藩
父母 白石直八
兄弟 白石弥左衛門有馬熊次郎
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有馬 休八(ありま きゅうはち)は幕末薩摩藩。海軍大主計兼提督府大主典。

略歴

上荒田の白石家次男休八として出生。後に御小姓与有馬家の養子となり、海軍省出仕後は純清と名乗る。川村純義の従兄弟。

  • 文久2年4月23日 寺田屋事件に伴い帰国謹慎となるが、同年10月14日に謹慎[1]を解かれる。
  • 文久3年 薩英戦争にて天保山(砂揚場)台場の守備にて功あり[2]賞金二両を賜る。戦後中原猶介塾入門、もっぱら砲術を学ぶ[3]
  • 慶應元年 京師救応隊一三封度砲什長。
  • 慶應3年12月9日 御台所御門 予備隊 御舂屋内控(王政復古 (日本)
  • 慶應3年12月25日 薩摩藩邸焼討事件にて、実兄の白石弥左衛門(翔凰丸艦長)戦死。
  • 慶應4年から明治元年 戊辰戦争において、城下小銃三番隊監軍(隊長篠原冬一郎、監軍千田伝一郎)として従軍。鳥羽伏見、房州、上野、白河、二本松、母成峠、会津と各地を転戦。10月東京へ凱旋。八丈一段を賜る。京都、大阪経由で11月帰鹿。軍功一等。
  • 明治5年2月 鹿児島常備隊解散
  • 明治5年4月 海軍省八等出仕として採用(造船局営繕掛)。以後休八から純清と名を改める。
  • 明治6年7月 任海軍大主計
  • 明治6年12月 兼任提督府大主典
  • 明治7年3月 叙正七位
  • 明治8年5月 鹿児島表製造所会計取締
  • 明治9年8月 免本官海軍大主計兼提督府大主典
  • 明治10年1月 弾薬掠奪事件(西南戦争)に呼応し、旧免官となった職員ら[4]と共に鹿児島造船所において職工を昼夜使役[5]し、薩軍への弾薬供給を行う。
  • 明治10年3月7日14時 官軍磯へ上陸し、鹿児島造船所の製造機器を没収または破壊される。戦後の裁判記録は見つかっていないが、少なくとも位記を剥奪されたことが、贈位内申事蹟書から読み取れる。
  • 明治23年11月21日没

参考文献

  • 『大正十三年皇太子御成婚贈位内申事蹟書十九 故 有馬純清(鹿児島県)』
  • 『同志の人々』(山本有三)
  • 『薩藩出軍戦状 第一』(日本史籍協会叢書)

脚注

  1. ^ 島津伊織組御小姓与 有馬休八(略)無差別御赦免被仰付候(有馬新七等処刑申渡書)
  2. ^ 贈位内申事蹟書では西瓜売り決死隊に参加したとされているが、有馬熊次郎との混同である。
  3. ^ 猶介自身は繁務の傍ら自宅に於て有為の士に泰西の学理を講述し、新智識の普及に務め庭内の広場で軍事教練、砲術等を教へた。当時門人として重な人々には大山彦右衛門、野津七左衛門兄弟、逸見十郎太、村田新八、川村与十郎、岩元平八郎、磯永才之丞、大河平武輔、有馬休八、岩城彦四郎等があった。(贈正五位中原猶介事績稿)
  4. ^ 加之従前免官と成し有馬純清并岩城何某・上村某飯牟礼某等も出頭して、また下河辺行廉・木尾澄明・福嶋行晋・川上彦太郎・肱岡長信・傭津曲兼智・安藤則定・肥後盛容其の他工手に到迄、昔に立返りしと皆万歳を呼ふの勢なり(桐野利邦届出書)
  5. ^ 三日閉庁後ハ私学校ヨリ指令之趣ヲ以テ有馬純清之使役ニ甘シ昼夜兵器製造ニ取掛(鹿児島造船所 鹿児島造船所在勤木尾澄明以下6名方向の義上申)



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