陽性適中率とは? わかりやすく解説

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陽性適中率

(有徴正診率 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 13:37 UTC 版)

陽性適中率(ようせいてきちゅうりつ、: Positive Predictive Value, PPV, PV+)とは、臨床検査における事後確率の1つで、ある検査において「陽性と判定された場合に、真の陽性である確率」として定義される値である。

同義語

陽性適中率,陽性適中度,陽性的中率,陽性的中度,陽性反応適中率,陽性反応適中度,陽性反応的中率,陽性反応的中度,

陽性予測率,陽性予測度,陽性予測値,有徴正診率

概要

「陽性適中率が高い」とは、「検査結果が陽性と判定された場合に、真の陽性(有病者)である確率が高い」という意味である。

対となる表現に、陰性適中率があり、ある検査において「陰性と判定された場合に、真の陰性である確率」である。

有病者である事前確率有病率であるのに対して、陽性適中率は検査結果が陽性という判定を得られた場合における条件付き確率であり、事後確率である。

陽性適中率PPVは、感度Seと特異度Spだけでなく、有病率aの影響も受ける。




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