月舟寿桂とは? わかりやすく解説

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月舟寿桂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 08:50 UTC 版)

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月舟寿桂(げっしゅうじゅけい、文明2年(1470年)-天文2年12月8日1533年12月23日))は、室町時代後期・戦国時代前期の臨済宗僧侶。諱は寿桂、字は月舟、号は幻雲・中孚道人。近江国出身。

経歴

同国磯野の楞厳寺にいた幻住派の正中祥瑞の門人となり、その法脈を継承した。朝倉氏に招かれて善応寺・弘祥寺に住み、明応年間には戦乱を避けて丹波国願勝寺に移った。この間京都に出て五山の禅僧と交流して文名を高めた。

永正7年3月5日1510年4月13日)、建仁寺住持(264世)に任ぜられて京都に移り、続いて南禅寺住持に任ぜられた。晩年は建仁寺に住み、その中に一華軒を建てて文学に親しみ、晩年を過ごした。

著作に『幻雲文集』・『幻雲詩集』・『幻雲疎稿』・『月舟和尚語録』・『師子吼集』・『続錦繍段』など。

参考文献

  • 桜井景雄「月舟寿桂」(『国史大辞典 5』(吉川弘文館、1985年) ISBN 978-4-642-00505-0
  • 今枝愛真「月舟寿桂」(『日本史大事典 2』(平凡社、1993年) ISBN 978-4-582-13102-4

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