最適入力引数とは? わかりやすく解説

最適入力引数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/28 07:52 UTC 版)

数理最適化」の記事における「最適入力引数」の解説

詳細は「arg max」を参照 次の記号考える。 a r g m i n x ∈ ( − ∞ , − 1 ] x 2 + 1. {\displaystyle {\underset {x\in (-\infty ,-1]}{\operatorname {arg\,min} }}\;x^{2}+1.} あるいは、次の同値なものを考える。 a r g m i n x x 2 + 1 , subject to: x ∈ ( − ∞ , − 1 ] . {\displaystyle {\underset {x}{\operatorname {arg\,min} }}\;x^{2}+1,\;{\text{subject to:}}\;x\in (-\infty ,-1].} これは、区間 ( − ∞ , − 1 ] {\displaystyle (-\infty ,-1]} において目的函数 x2 + 1最小化する引数 x の値を与える(その函数最小値どのような値であるかはここでは問題とされない)。この場合、x = 0 は不可能、すなわち実行可能領域英語版)に属さないため、答えは x = -1 となる。 同様に a r g m a x x ∈ [ − 5 , 5 ] , y ∈ R x cos( y ) {\displaystyle {\underset {x\in [-5,5],\;y\in \mathbb {R} }{\operatorname {arg\,max} }}\;x\cos(y)} あるいは a r g m a x x , y x cos( y ) , subject to: x ∈ [ − 5 , 5 ] , y ∈ R {\displaystyle {\underset {x,\;y}{\operatorname {arg\,max} }}\;x\cos(y),\;{\text{subject to:}}\;x\in [-5,5],\;y\in \mathbb {R} } は、x が区間 [ − 5 , 5 ] {\displaystyle [-5,5]} に属するという制約の下で、目的函数 x cos( y ) {\displaystyle x\cos(y)} の値を最大化する ( x , y ) {\displaystyle (x,y)} のペア意味する(再び、その実際の最大値問題とされない)。この場合の解は、すべての整数 k に対する (5, 2kπ) と (−5,(2k+1)π) である。 arg minarg max はしばしば、argmin および argmax と書かれることもあり、それらは「最小値引数」および「最大値引数」を意味する

※この「最適入力引数」の解説は、「数理最適化」の解説の一部です。
「最適入力引数」を含む「数理最適化」の記事については、「数理最適化」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「最適入力引数」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「最適入力引数」の関連用語

最適入力引数のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



最適入力引数のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの数理最適化 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS