時は可逆、歴史は不可逆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 14:12 UTC 版)
「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」の記事における「時は可逆、歴史は不可逆」の解説
時間旅行に関するパラドックスの一つに「親殺しのパラドックス」がある。これは、時間を遡り過去で自分の親を殺害した場合自分が生まれて来なくなる事で、同時に過去に戻って親を殺す存在もなくなり、結果として親は死なず自分は生まれてくる。すると自分は過去に戻って親を殺害しに行く。と言う堂々巡りの論理的パラドックスである。 これに対して本作は「時間を移動する行為自体が、歴史のパラグラフに過ぎない」という概念に立脚しているため、このような問題は生じないと菅野は述べている。例えば、誰かが過去に戻り誰かを殺しても、その行為が歴史に積み重なり、分岐が1つ出来るだけで歴史そのものは改変されない。
※この「時は可逆、歴史は不可逆」の解説は、「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」の解説の一部です。
「時は可逆、歴史は不可逆」を含む「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」の記事については、「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」の概要を参照ください。
- 時は可逆、歴史は不可逆のページへのリンク