春暮康一とは? わかりやすく解説

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春暮康一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/14 15:40 UTC 版)

(はるくれ こういち、1985年 -)は、日本のSF作家山梨県甲府市出身[1]

経歴・人物

山梨大学大学院物質・生命工学専攻修士課程修了[1]。現在メーカー勤務のエンジニア。

2019年8月、投稿作「オーラリメイカー」が第7回ハヤカワSFコンテストで〈優秀賞〉を受賞し、同年11月に作家デビューした。

2023年『法治の獣』収録の表題作「法治の獣」が、第54回星雲賞日本短篇部門を受賞。また短編集『法治の獣』が『SFが読みたい!』ベストSFの2022年国内篇第1位。

2024年、『一億年のテレスコープ』が第45回日本SF大賞の最終候補作となる。

作品リスト

単行本

アンソロジー収録作品

「」内が春暮の作品

  • 『2084年のSF』日本SF作家クラブ編(ハヤカワ文庫JA、2022年5月)「混沌を搔き回す」
  • 『地球へのSF』日本SF作家クラブ編(ハヤカワ文庫JA、2024年5月)「竜は災いに棲みつく」

雑誌掲載作品

小説
  • 「オーラリメイカー」(優秀賞受賞作冒頭先行掲載) - 『S-Fマガジン』2019年12月号 早川書房 2019年10月発売 掲載
  • 「ピグマリオン (前篇)」 - 『S-Fマガジン』2020年8月号 早川書房 2020年6月発売 掲載
  • 「ピグマリオン (後篇)」 - 『S-Fマガジン』2020年10月号 早川書房 2020年8月発売 掲載
  • 「主観者 (前篇)」 - 『S-Fマガジン』2021年8月号 早川書房 2021年6月発売 掲載
  • 「主観者 (後篇)」 - 『S-Fマガジン』2021年10月号 早川書房 2021年8月発売 掲載
  • 「モータル・ゲーム」 - 『S-Fマガジン』2022年9月号 早川書房 2022年6月発売 掲載
  • 「一億年のテレスコープ」(冒頭先行掲載) - 『S-Fマガジン』2024年8月号 早川書房 2024年6月発売 掲載

脚注

注釈

  1. ^ 表題作のほか、書き下ろし短篇「虹色の蛇」を同時収録している。
  2. ^ 3作を収録。表題作「法治の獣」と「方舟は荒野をわたる」は書き下ろし。残り1作の「主観者」は、2021年『S-Fマガジン』に掲載された作品。

出典

  1. ^ a b 第7回ハヤカワSFコンテスト 最終選考結果発表”. ハヤカワ・オンライン. 早川書房 (2019年8月15日). 2024年8月21日閲覧。

関連項目




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