春廼屋幾久
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/24 06:22 UTC 版)
春廼屋 幾久(はるのや いくひさ、生没年不詳)とは江戸時代の狂歌師。
来歴
大伝馬町の大店で勝田屋市兵衛といった、代々の家業を明治の半ばまで営んでいる。 その傍ら、幕末の酔狂人の集まりであった興笑連の代表者であった。木版本の校合、編集を行っている。
作品
- 『酔興畸人伝』 仮名垣魯文・山々亭有人合輯、幾久校合、一恵斎芳幾画、竹堂書、宮城楓阿弥・武田交来浄書 文久3年(1863年) 木版刊本 神奈川近代文学館所蔵
- 『春色三題[噺]』2輯 幾久輯 弄月亭有人校合、朝霞楼芳幾画 慶応2年(1866年)序 木版刊本 早稲田大学図書館所蔵
参考文献
脚注
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