旧方式符号とは? わかりやすく解説

旧方式符号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 03:06 UTC 版)

彗星」の記事における「旧方式符号」の解説

1994年まで彗星系統的な符号のつけ方としては、まず最初にその彗星発見された年と、その年内発見順を示す文字からなる仮符号与えられた。たとえばベネット彗星仮符号は「1969i」で、1969年の9番目に発見され彗星であることを意味する彗星軌道確定すると、彗星には、近日点通過の年とローマ数字からなる確定符号与えられた。ベネット彗星確定符号は「1970 II」となる。確定符号は、日本語訳して1970年第2彗星などとも呼んだ確定符号がつくと、仮符号使われなくなった彗星発見数が増加してくると、この方法の運用綻び生じてきた。観測技術進歩により1年発見数が25超え仮符号に使うアルファベット足りなくなり、また近日点通過から1年以上経って発見されるものも出てきて、確定符号近日点通過順という原則崩れてきた。そこで1994年国際天文学連合新しい命名方法を採用し1995年から実施された。

※この「旧方式符号」の解説は、「彗星」の解説の一部です。
「旧方式符号」を含む「彗星」の記事については、「彗星」の概要を参照ください。

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