日本財団パラアリーナ
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日本財団パラアリーナ(にっぽんざいだん パラアリーナ)は、身体障碍者のスポーツ(パラスポーツ)のトレーニングセンターとして、東京都品川区東八潮の、船の科学館に隣接して、公益財団法人日本財団と、その子団体である、公益財団法人日本財団パラリンピックサポートセンターが建設した体育館。
概要
日本財団は2020年東京パラリンピックの開催決定(2013年)以後、パラスポーツ支援・協賛を表明し、その一環として2015年5月「日本財団パラリンピックサポートセンター」を設立し、その機関拠点として車いすアスリートを中心としたパラスポーツマンの練習拠点としてオープンさせた。しかし、2020年に新型コロナウィルスにより、同アリーナに臨時の病床が設置されることになり、それへ転用されパラアリーナの機能は一旦停止されたが、2021年4月から再びパラアリーナの機能を再開した[1]。
施設は鉄骨製半恒久型アリーナ「ローコストアリーナ」[2]を採用している。
施設
- 鉄骨1階建
- 建築面積 3,187 ㎡
- 延床面積 2,989 ㎡
- メインアリーナ
- 面積:2,035㎡
- 天井高:約7m
- 車いすバスケットボール、車いすラグビー各3面、ボッチャ8面、シッティングバレーボール2面、ゴールボール、ブラインドサッカー各1面
- トレーニングルーム
- 面積:127㎡
- ベンチプレス4台、ラットマシン車いす対応・非対応各1台、ハンドサイクルマシン1台(車いす対応)、スミスマシン1台、パワーラック1台、ローイングエルゴメーター2台、ダンベル(1ー20㎏まで)2セット、パワープレート1台
- 会議室
- 通し:面積123㎡・32名収容
- SILVER:面積71 ㎡・16名収容
- BRONZE:面積52 ㎡・12名収容
- 男女別トイレ、ロッカー・シャワールームあり
利用対象者
- 日本パラリンピック委員会に加盟する各競技団体
- 日パラ委加盟競技団体所属のクラブチーム
- 日パラ委加盟競技団体所属の個人選手
- その他、当センターが認めるパラスポーツの普及・啓蒙に関する諸団体
- 利用料:無料(要審査)
出典
- ^ a b 日本財団パラアリーナ、再度パラアスリートの練習拠点へ 半年後の東京2020パラリンピックに向け、4月1日より再開
- ^ 日本財団パラリンピックサポートセンター 日本財団パラアリーナ(横河システム建築)
外部リンク
日本財団パラアリーナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 09:10 UTC 版)
2018年6月1日、プールのあった敷地にパラスポーツ専用体育館の日本財団パラアリーナが建てられ、運用開始した。2020年4月3日、日本財団は、新型コロナウイルス新規感染者の病床不足による医療崩壊を回避するため、軽症患者向けベッドの設置を発表、同年7月30日、日本財団災害危機サポートセンターが完成し、メディアに公開された。 灯船が見当たらなくなっており亡失されたものと推測される。
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