日本橋川の一部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 01:03 UTC 版)
「日本橋川」も参照 日本橋川とは、水道橋駅の西、神田川の小石川橋のたもとから南下し、大手町の北縁から呉服橋北、日本橋を経由し、永代橋付近で隅田川に注ぐ水路である。この川の西半部は外濠の一部を構成している。なお、この部分を外濠川(後述)に含める場合もある。 この部分はもと平川と呼ばれ、小石川沼から江戸湾へと注ぐ主要な川筋だった。江戸の都市整備で上流を神田川に奪われ、その後は小さな堀留(行き止まりの水路)に過ぎなかったが、明治になって船運のため再度神田川に接続された。現在は首都高速池袋線に蓋をされた形になっている。 現在の一ツ橋、神田橋、常盤橋のたもとにはそれぞれ一ツ橋門、神田橋門、常盤橋門があった。また雉子橋のやや南には雉子橋門があった。現在、常盤橋門周辺は小公園(常盤橋公園)になり、門の遺構を見ることができる。 日本橋川上流部の様子
※この「日本橋川の一部」の解説は、「外濠 (東京都)」の解説の一部です。
「日本橋川の一部」を含む「外濠 (東京都)」の記事については、「外濠 (東京都)」の概要を参照ください。
- 日本橋川の一部のページへのリンク