日本の屋内用スリッパ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 01:09 UTC 版)
日本で広く使われているタイプの屋内用スリッパは、英語圏では風呂場用のバススリッパ (英: bath slipper) や寝室用のベッドルームスリッパ (英: bedroom slipper) としてよく使われている物で、かかとを覆う部分やヒールがない。 足裏より一回り大きく裁断された下底の前方に、「ハネ」と呼ばれる足の甲を覆う部分が取り付けられている。 表面を覆う素材は、過去には人工皮革が多かった。トイレや公共施設などで、共用のために使われていた。現在では布地で覆われているスリッパも多くなり、畳や竹などで覆われた変わったものも誕生している。 スリッパは、製造過程の違いにより「吊込タイプ」と「外縫タイプ」に分けられる。吊込タイプはスリッパの周りを先に作り、後から中底を取り付け、外縫タイプはスリッパの上方を先に作り、後から下底を取り付ける。 足を汚さないために使用するのが一般的である。
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