日新丸新造計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 03:36 UTC 版)
1987年(昭和62年)の三代目日新丸の就航から年数が経過し、老朽化が進んでいることから、3倍の大きさの1万6,000トン級捕鯨母船の建造計画もあったが、実現には至っらなかった。 2019年(令和元年)8月、三代目日新丸を保有する共同船舶は商業捕鯨の再開に伴い、2024年(令和6年)を目処にナガスクジラなどの大型鯨類の処理が可能な代船建造を行う考えを示した。2021年(令和3年)5月10日、共同船舶は南極海まで航行して漁場で作業を行う新母船の建造費を60億円とし、全額を鯨肉卸値の2割値上げや借入金、クラウドファンディングにより自己資金で調達することを発表した。船体の大型化による航続距離の確保やナガスクジラ解体への対応を図り、2024年3月の竣工を予定している。
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