於艶岩 (お艶が岩)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 02:16 UTC 版)
「川原町 (前橋市)」の記事における「於艶岩 (お艶が岩)」の解説
郡村誌では「字大泥(現在の敷島町北部)にある利根河畔の一大巨岩なり」と紹介されており、一丈四尺(約4.2メートル)ほどの大きさで淡赤色であったという。於艶岩は「南を総社町、東を上小出村とし、三村の境に蟠踞(ばんきょ)す」とあり、現在は敷島公園ボート場の南の池に鎮座している。近くには由来や伝説を刻んだ石碑が建ち、於艶岩(お艶が岩)にはお艶という娘の悲恋物語とともに、総社城主秋本長朝により大阪城を脱出した淀君が世を儚んでこの岩の上から身を投げたなどの言い伝えがある。 また、前橋市立図書館南橘分館所蔵の「前橋の伝説百話(佐藤寅雄著)」では、元々は岩神稲荷神社にある「岩神の飛石」と同様に噴火により運ばれてきたのではと考察している。
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