新聞棋戦と将棋連盟の誕生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/14 09:40 UTC 版)
「将棋指し」の記事における「新聞棋戦と将棋連盟の誕生」の解説
1924年(大正13年)9月8日に東京の将棋指したち三団体が関根金次郎の下で合併し、「東京将棋連盟」を結成した。名誉会長は関根金次郎、会長に土居市太郎が就任した。1927年(昭和2年)には関西の将棋指しも合流して「日本将棋連盟」となる。1936年(昭和11年)に「将棋大成会」と改称、1947年(昭和22年)に現在の「日本将棋連盟」になる。 統一的な将棋指しの団体が結成されることによって、新聞紙上に実戦対局棋譜を掲載することによって賞金による安定的な収入が得られるようになってゆき、兼業プロだった将棋指したちがようやく将棋を専業とすることが可能になった。これが大正~昭和初期のことである。
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