新約聖書から見た史的イエスの生涯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 00:45 UTC 版)
「ナザレのイエス」の記事における「新約聖書から見た史的イエスの生涯」の解説
歴史的に見ると新約聖書の著作の中でこの世に存在していたことが確認できているのは、ナザレのイエスとパウロである。史的イエスの概略とパウロ自身によるものであることがはっきりしている書簡に基づいて、新約聖書から見た「史的イエス」について見ることが可能である。 ナザレのイエスは紀元前6年ないし紀元前4年ごろベツレヘムに生まれる。 バプテスマのヨハネの団体と何らかの関係があった。 ナザレのイエスは他界する3年ほど前、ガリラヤで宣教を開始する。 ナザレのイエスは紀元後30年ごろ刑死によって他界する。 ナザレのイエスはキリストだとする集団が生まれた。 パウロはユダヤ教徒であった。 パウロは多数のキリスト教徒を取り締まり、牢に入れた。 パウロはキリスト教徒となった。 パウロは54年ごろコリント人への第一の手紙を記し、書簡の中で、死んだはずのナザレのイエスに出会ったことがあるとしている(伝聞として書き記しているところでは、イエスが死人の中から起されたこと、死んだはずのナザレのイエスに12弟子を含む500人以上の人が出会ったことがあることを聞いたとしている)。
※この「新約聖書から見た史的イエスの生涯」の解説は、「ナザレのイエス」の解説の一部です。
「新約聖書から見た史的イエスの生涯」を含む「ナザレのイエス」の記事については、「ナザレのイエス」の概要を参照ください。
- 新約聖書から見た史的イエスの生涯のページへのリンク