新宮秀夫による説明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 16:11 UTC 版)
新宮秀夫は幸福とは満足、安心、豊かさなど人の願うことの中そのものにあるのではなく、それを得ようとしたり持続させようとする緊張感の中に幸福があるとする。そして幸福についての考え方を、複雑性に応じて四つの段階に分類する。数字が上の階は下より高級ということではなく、下の階の考え方を前提とすることにより成り立っているということである。 第一のステージ:富、名声、恋、スポーツ、食事などを通じて快楽を得ることに幸福を感じる。 第二のステージ:獲得した快楽を永続させようとするいとなみの中に幸福がある。 第三のステージ:苦しみや悲しみを克服するいとなみの中に幸福がある。 第四のステージ:克服できない苦しみの中に、幸福がある。
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