新古典派経済学からの批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/08 01:00 UTC 版)
「塩沢由典」の記事における「新古典派経済学からの批判」の解説
若田部昌澄の批判が代表的。塩沢の批判は主流派経済学を「画化・矮小化・単純化」するものとしている。また、稲葉振一郎・松尾匡・吉原直毅『マルクスの使いみち』(太田出版,2006年)第1章は、新古典派の方法にたつ3人のマルクス経済学者および元マルクス学者がみずからの立場を弁明するために、塩沢の新古典派批判を批判したものである。新古典派の数学的方法は、搾取や公正などマルクス経済学の発展した理論構築に有効であるにも関わらず、塩沢は新古典派批判により、そのような可能性を否定し、理論展開の方向に逆行しているとしている。
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