文化省 (イタリア)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/05 23:54 UTC 版)
文化省 Ministero della Cultura | |
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![]() 文化省庁舎コッレッジョ・ロマーノ | |
役職 | |
文化相 | アレッサンドロ・ジュリ |
概要 | |
所在地 | ラツィオ州ローマ |
設置 | 1974年 |
ウェブサイト | |
Ministero della cultura |
文化省(ぶんかしょう、イタリア語: Ministero della Cultura)は、イタリアの文化財の保護などを担当する行政機関である。長(閣僚)は、アレッサンドロ・ジュリである。
歴史
1974年のイタリア首相アルド・モーロによる第4次モーロ内閣にてMinistry for Cultural Assets and Environments (イタリア語: Ministero per i Beni Culturali ed Ambientali、文化財・環境省もしくは文化環境庁[1]とも訳される)として成立した[2]。
1998年、文化財・文化活動省(イタリア語: Ministero per i beni e le attività culturali)に改名。スポーツ関連も仕事となった。
2013年、文化財・文化活動・観光省(イタリア語: Ministero dei beni e delle attività culturali e del turismo)に改名。観光促進も仕事となった。
2021年、文化省へ改名。観光部門は観光省(イタリア語: Ministero del turismo)に独立。
歴代の大臣
1996年以降の文化相は下記の通り。正式な役職名は何度か変更になっている。
氏名 | 在任期間 | 所属政党 | 内閣 | |
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ワルテル・ヴェルトローニ | 1996年5月17日 - 1998年10月21日 | 左翼民主党 | 第1次プローディ内閣 | |
ジョヴァンナ・メランドリ | 1998年10月21日 - 2001年6月11日 | 左翼民主党 | 第1・第2次ダレマ内閣 第2次アマート内閣 | |
ジュリアーノ・ウルバーニ | 2001年6月11日 – 2005年4月23日 | フォルツァ・イタリア | 第2次ベルルスコーニ内閣 | |
ルッコ・ブッティリョーネ | 2005年4月23日 – 2006年5月2日 | キリスト教中道民主連合 | 第3次ベルルスコーニ内閣 | |
フランチェスコ・ルテッリ | 2006年5月17日 - 2008年5月8日 | マルゲリータ / 民主党 | 第2次プローディ内閣 | |
サンドロ・ボンディ | 2008年5月8日 - 2011年3月23日 | 自由の人民 | 第4次ベルルスコーニ内閣 | |
ジャンカルロ・ガラン | 2011年3月23日 - 2011年11月16日 | 自由の人民 | 第4次ベルルスコーニ内閣 | |
ロレンツォ・オルナーギ | 2011年11月16日 - 2013年4月28日 | 無所属 | モンティ内閣 | |
マッシモ・ブライ | 2013年4月28日 - 2014年2月22日 | 民主党 | レッタ内閣 | |
ダリオ・フランチェスキーニ | 2014年2月22日 - 2018年6月1日 | 民主党 | レンツィ内閣 ジェンティローニ内閣 | |
アルベルト・ボニゾーリ | 2018年6月1日 - 2019年9月5日 | 五つ星運動 | 第1次コンテ内閣 | |
ダリオ・フランチェスキーニ | 2019年9月5日 - 2022年10月22日 | 民主党 | 第2次コンテ内閣 ドラギ内閣 | |
ジェンナーロ・サンジュリアーノ | 2022年10月22日 - 2024年9月6日 | 無所属 | メローニ内閣 | |
アレッサンドロ・ジュリ | 2024年9月6日 - | 無所属 | メローニ内閣 |
出典
- ^ 元章, 石井 (2000年). “イタリアの文化財行政”. 芸術 : 大阪芸術大学紀要 / 大阪芸術大学芸術研究所運営委員会 編. pp. 106~116. 2023年7月28日閲覧。
- ^ “DECRETO-LEGGE 14 dicembre 1974, n. 657 - Normattiva”. www.normattiva.it. 2023年7月28日閲覧。
関連項目
- イタリア文化首都 ‐ 2015年からイタリア文化省によって選ばれる都市。
外部リンク
「文化省 (イタリア)」の例文・使い方・用例・文例
- 今回,イラク文化省は,不明の2850点が7か国の税関検査官によって没収されたことを知った。
- 彼女は優勝したアリッサ・シズニー選手(米国),カロリナ・コストナー選手(イタリア)に次いで銅メダリストとなった。
- 6月4日,女子シングルス決勝が李(リー)娜(・ナ)選手(中国)とフランチェスカ・スキアボーネ選手(イタリア)の間で行われた。
- マリア・シャラポワ選手(25)(ロシア)がサラ・エラニ選手(イタリア)を6-3,6-2と圧倒し,優勝した。
- 6月30日,英国で開催されたウィンブルドン選手権で錦(にし)織(こり)圭(けい)選手がシモーネ・ボレリ選手(イタリア)を破り,男子シングルスの4回戦へと勝ち進んだ。
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