敵防空網破壊とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 人文 > 概念 > 破壊 > 敵防空網破壊の意味・解説 

【敵防空網破壊】(てきぼうくうもうはかい)

Destruction of Enemy Air Defence (DEAD)

攻勢対航空作戦一種で、敵陣営防空網直接的に攻撃し無力化することを目指す作戦
類似の作戦に「敵防空網制圧(SEAD)」があるが、SEADが「敵の防空網一時的に機能不全陥らせる作戦であるのに対し、その完全な無力化を目的するところ異なる。

従来、敵の防空網破壊する作戦は、その機能一時的に奪うSEAD行なった後、必要に応じて後続攻撃部隊による無力化が図られるという段階的な方法取られていた。
そこで、SEAD作戦行なうワイルドウィーゼル機等を改修する事によりその攻撃力増強すれば、後続攻撃部隊呼び寄せることなく自機僚機のみで防空網破壊することが可能となり、防空網無力化をより迅速に行なえることになる。
これがDEAD概念である。

現在、アメリカ空軍のF-16CJは作戦能力向上させる改修実施中で、これによってDEAD作戦能力獲得すると見られる





敵防空網破壊と同じ種類の言葉

このページでは「航空軍事用語辞典++」から敵防空網破壊を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から敵防空網破壊を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から敵防空網破壊 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「敵防空網破壊」の関連用語

敵防空網破壊のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



敵防空網破壊のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS