数値限定クレーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 23:15 UTC 版)
数値限定クレーム(すうちげんていクレーム)は、その発明についての何らかの量の測定値が属する範囲を特定することによって、特許を受けようとする発明を特定する請求項である。例えば、「JIS K6253に規定されるタイプAデュロメータにより測定される硬さが30度以上40度未満である合成樹脂により形成される消しゴム」という請求項がこれにあたる。 特許の出願人が自己で定義した量の測定値によって特許を受けようとする発明を特定する数値限定クレームもある。例えば、「……によって定義される柔らかさ指数の値が70以上である表面を有する肌着」といったものである。
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