散布図
【英】scatter plot
散布図とは、2種類の項目を縦軸と横軸にとり、プロット(打点)により作成される図のことである。品質管理における「QC7つ道具」の1つとして数えられている。
散布図を作成することで、2種類の項目の間に相関関係があるかどうかを調べることが可能である。また、散布図に回帰直線を描くことで、予測値を求めることも可能である。
散布図において、プロットが右上がりであれば「正の相関」、右下がりであれば「負の相関」と呼ぶ。また、どちらでもない場合は「無相関」と呼ぶ。正の相関の例としては、人間の身長と体重を挙げることができる。また、負の相関の例としては、マンションの賃貸価格と首都圏からの距離を挙げることができる。
なお、散布図は、Microsoft OfficeのExcelやStarSuiteのCalcなどで作成することができる。
参照リンク
散布図と折れ線グラフを作成する - Excel - Microsoft Office Online - (Microsoft)
表計算ソフト: | Pocket Excel Quattro Pro 三四郎 散布図 絶対セル参照 セル 循環参照 |
Weblioに収録されているすべての辞書から散布図を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

「散布図」に関係したコラム
-
株式分析のベータ値(β値)とは、株価指数と個別銘柄との連動する割合を数値に表したテクニカル指標のことです。株価指数は、TOPIXや日経平均株価(日経225)などを用いることが多いようです。ベータ値の求...
-
株式の投資基準とされるPERとは、株価収益率のことです。PERは、次の計算式で求めることができます。PER=株価÷EPSEPSは、1株当たりの利益額のことで、「当期純利益÷発行済み株式数」で計算されま...
-
株式の投資基準とされるEPSとは、1株あたりの利益額のことです。EPSは、次の計算式で求めることができます。EPS=当期純利益÷発行済み株式数例えば、当期純利益が100億円で発行済み株式数が1億株の企...
- 散布図のページへのリンク