教皇グレゴリウス8世による聖地奪回の呼びかけ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 02:18 UTC 版)
「第3回十字軍」の記事における「教皇グレゴリウス8世による聖地奪回の呼びかけ」の解説
この事態に対して教皇グレゴリウス8世は、聖地奪還を目的とする新たな十字軍の派遣をイングランドやフランスに呼びかけた。イングランド王ヘンリー2世とフランス王フィリップ2世(尊厳王)は領土問題を巡って戦争状態にあったが、要請を受けたことでこれを終結し、双方とも国内では「サラディン税」を課して十字軍編成のための資金とした。しかし両国間の戦争はすぐに再開し、さらにイングランド国内では、ヘンリーの息子リチャードがフィリップに臣従し父と敵対していた。
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