放電により生成されるイオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/02 05:58 UTC 版)
「大気イオン」の記事における「放電により生成されるイオン」の解説
Nagatoらは、コロナ放電により生成される負イオンの組成として NO3−, NO3−(HNO3)n, NO3−NO3 を、正イオンとして H3O+(H2O)n, NH4+(H2O)n を検出している。 Ohtaらは、コロナ放電式の負イオン発生器から生成された負イオンを分析し、O2−(H2O)n, O3−(H2O)n, NO2−(H2O)n, NO3−(H2O)n, CO3−(H2O)n などを検出している。 またシャープの西川らは、自社で開発したプラズマ放電によるイオン発生素子にて生成された大気イオンの組成を分析した結果、正イオンとして H+(H2O)n が、負イオンとして O2−(H2O)n が認められ、その他のイオン種は生成されなかったと報告している。 つまり発生器により生成イオン種が異なる可能性もある。
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