扱いが「不公平」だとする疑惑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:44 UTC 版)
「丸山ワクチン」の記事における「扱いが「不公平」だとする疑惑」の解説
丸山ワクチンとほぼ同時期に申請された免疫療法剤のクレスチン、ピシバニールが短期間の審議で承認された例と比べて「不公平」ではないかと国会で度々質問されているが、丸山ワクチンの手続に時間が掛かっている原因は提出データの不備によるものであって不公平な取り扱いをしているわけではないと答弁されている。また、手続に要する時間の差については、クレスチンやピシバニールは提出された資料で効果が証明されているので承認が早かった、丸山ワクチンは提出された資料では効果の証明が不十分なので追加資料を求めたから時間が掛かったとされている。 尚、クレスチンやピシバニールの共同研究者等が厚生省中央薬事審議会のメンバーであったことが明らかにされたが、砂原茂一参考人は、「それならクレスチンやピシバニールをやめさせろと言えばいいわけ」で、「丸山ワクチンをいいかげんに通せとおっしゃるのは論理の逆立ち」とし、これら疑惑が丸山ワクチンを承認すべき根拠とならないとする見解を示している。
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