打球の捕球
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/21 01:21 UTC 版)
打球の正規捕球とは、地面やフェンスにボールが触れるより前にこれを確捕しなければならない。地面やフェンスに触れる事無く最終的にボールを掴む事ができれば、ボールに触れた後にジャッグルしても捕球と判定される。用語上は、打球に関してこれを「捕球した」といった場合、すなわち打者アウトを意味する。したがって、それだけではアウトにならないプレイ、例えばフェンス直撃のクッションボールやゴロをグラブに納めても厳密には捕球とは言わない。このためテレビ・ラジオ中継や新聞雑誌では「捕った」や「処理した」などの表現を用いている。 タッグアップを行う場合、走者は、野手の体や着衣に初めて打球が触れた瞬間にリタッチの義務を果たしていればよい。従って、わざとジャッグルを繰り返して捕球を遅らせても、守備側に有利にならない。
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