打撃面での特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 02:02 UTC 版)
「ラッセル・ブラニアン」の記事における「打撃面での特徴」の解説
通算本塁打は194本であり、これはメジャーリーグ歴代で359位(※)に過ぎない。しかしブラニアンは15.12打数に1本の割合で本塁打を放っていた。これは通算3000打席以上のメジャーリーグ選手の中で歴代16位(※)の数字であり、マイク・シュミット(15.24打数に1本)やケン・グリフィー・ジュニア(15.56打数に1本)などの野球殿堂入りした強打者を上回る。 また頻繁に三振する打者でもあった。ブラニアンの通算三振率(三振数を打席数で割ったもの)は.329であるが、これは通算3000打席以上の選手で見ると、2位のクリス・デービス(.325※)、3位のロブ・ディアー(.312)、4位のジャロッド・サルタラマッキア(.308※)、5位のマーク・レイノルズ(.308※)らを上回り歴代1位の数字である。通算2000打席に基準を下げても、マイク・ズニーノ(.342※)、クリス・カーター(.333※)に次いでブラニアンは歴代3位に当たる。これら三振率上位の選手のうち、デービス、レイノルズ、カーターはいずれもシーズン200三振以上を喫してリーグの最多三振打者となったことがあり、またディアーはアメリカンリーグのシーズン三振記録を20年以上も保持していた。ブラニアンはシーズンごとの三振数では目立たないものの、実は史上屈指のペースで三振を重ねていたことがわかる。 (※印の数字は2018年シーズン終了時点)。
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