打ち殺す

実用日本語表現辞典

ぶっ殺す

読み方：ぶっころす
別表記：打っ殺す、ぶち殺す、打ち殺す

「殺す」をより強めた言い方、より乱暴な言い方。

（2011年2月16日更新）

デジタル大辞泉

ぶち‐ころ・す【^▽打ち殺す】

読み方：ぶちころす

［動サ五（四）］

１ 殴り殺す。また、「殺す」を強めていう語。「—・されそうな目にあう」

２ 質に入れる。また、売り払う。ころす。

「おのれが褞袍(わんばう)—・して買うてこい」〈浄・近江源氏〉

３ 遊里で、遊女の心を奪い意のままに操る。

「腹一杯に女郎—・しのしののめ」〈洒・遊子方言〉

うち‐ころ・す【打（ち）殺す】

読み方：うちころす

［動サ五（四）］

１ たたき殺す。「棒で—・す」

２ （「撃ち殺す」「射ち殺す」とも書く）弾丸や矢を命中させて殺す。「銃で—・す」

３ 表に出ないように感情などを抑える。

「よし事実に棒を引いたって、感情を—・す訳には行かないからね」〈漱石・道草〉

４ 「殺す」を強めていう語。ぶっ殺す。

「落人(おちうど)のあらんずるをば、用意して—・せ」〈平家・八〉

[可能] うちころせる

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「打ち殺す」の例文・使い方・用例・文例

• 犬を打ち殺す.
• 人を打ち殺す.
• 打ち殺す
• (人や動物を)打ち殺す