戸袋位置変更車と座席半減車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/04 00:38 UTC 版)
「国鉄50系電車」の記事における「戸袋位置変更車と座席半減車」の解説
本系列は、木造車体から戸閉め装置を流用した関係で、中央扉の戸袋位置が左右非対称(運転席側は後、助士席側は前)となっているのが特徴である。しかし、1939年度 - 1941年度大井工場製の8両(65073, 65077, 65081, 65100, 65101, 65103, 65148, 65170)は、両側とも後に戸袋がある変型車であった。これは、流用した戸閉め装置の関係と思われる。 1941年度および1942年度大井工場製の一部は、当初から座席半減を実施した。65161, 65201, 65203, 65204, 65217の5両は標準タイプのまま、65103, 65148, 65170の3両は前述のように中央扉が両方とも後方に引かれるタイプ、65159, 65169, 65171, 65173, 65186, 65187, 65193, 65195, 65196, 65200, 65202, 65206, 65207, 65209, 65211, 65213, 65214, 65216, 65218 - 65221の22両は最後部の扉が前方に引かれる(標準タイプは後方に引かれる)タイプとして、それぞれ戸閉め装置部分を残して座席を装備しないまま落成している。
※この「戸袋位置変更車と座席半減車」の解説は、「国鉄50系電車」の解説の一部です。
「戸袋位置変更車と座席半減車」を含む「国鉄50系電車」の記事については、「国鉄50系電車」の概要を参照ください。
- 戸袋位置変更車と座席半減車のページへのリンク