戦場ブルース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:02 UTC 版)
「戦場ロマン・シリーズ」の記事における「戦場ブルース」の解説
南方の孤島。日本軍の切り込み夜襲は、日米両軍の相討ちで終わった。生き残りのラッパ手は瀕死の部隊長に何か内地の曲をと請われ「五木の子守唄」を吹く。それを聞いていた米軍中尉は、どうしても引鉄をひけなかった。後日、洞窟に立て籠もって抵抗するラッパ手たちに対し、中尉は苦渋の決断で火炎放射による掃討を行う。その炎の中で、再び「五木の子守唄」が響く。後年、音楽プロデューサーになった中尉は、あの日々、戦場で聞いたあの曲が最高のブルースだったと回想するのだった。
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