我孫子事件で再逮捕・追起訴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:12 UTC 版)
「マブチモーター社長宅殺人放火事件」の記事における「我孫子事件で再逮捕・追起訴」の解説
しかし小田島は2005年12月4日、千葉県警に対し、我孫子市の事件について「被告人Mとともに被害者E子を殺害して金を奪った」と、事件への関与を認める内容の上申書を提出した。小田島は事件の主犯格と目されており、取り調べに対してもマブチ事件などへの関与を大筋で認めつつも、「裁判まで待ってほしい」として、裁判の証拠にできる調書の作成をそれまで拒んでいたが、この時点で始めて捜査当局に対し事件を文書の形で認めることとなった。 前述の我孫子市の事件への関与の疑いが強まったことを受け、千葉県警は2005年12月7日、小田島・M両被告人を、同事件でE子を殺害し指輪など計4点・約70万円相当を奪ったとして、強盗殺人容疑で再逮捕した。 一連の事件は2002年8月から11月の3カ月半の間に、小田島・M両被疑者により3件の事件で計4人が殺害された連続殺人事件である線が強まったことから、警察庁は2005年12月7日付で、「社会的反響の大きい凶悪・特異・重要な事件」として、一連の3事件を警察庁広域重要指定124号事件に指定した。この時点で小田島被告人は、我孫子市・目黒区の両事件について関与を認める上申書を書いたものの、マブチ事件については引き続き文書化には応じなかった。 千葉地検は2005年12月28日、小田島・M両名を、我孫子市の事件に関する、強盗殺人罪などで追起訴した。
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