意味不明の談話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 15:24 UTC 版)
2020年7月10日、金与正は米朝首脳会談に関する談話で「朝米首脳会談のようなことは、今年中にはあり得ない」と言ったかと思うと、「しかし、まだ分からないことでもある」と含みを持たせて、対話したいのか対決したいのかはっきりしない姿勢をみせた。また、「朝米首脳会談の可能性まで示唆することになった米国人の心理変化をテレビニュースで興味深く見るのは、朝食時間の暇つぶしとしては申し分なくよかった」とか「今後、米独立記念行事を収録したDVDを個人的にぜひ手に入れようと思っていることについて金正恩委員長の許諾を得た」など、公式談話のなかにいたって私的な感想を織り交ぜてしまっている。専門家によれば、金与正は明らかに政治や外交に関する関心が高く、首を突っ込みたがっており、与正自身が目を通していることも確実と思われるが、韓国政府関係者のなかには「何を言いたいのか、全くわからない談話。私の部下がこんな談話を持ってきたら、使えない談話だと言って突き返すところだ」と批評した。関心は高くても、能力や経験に欠けるので、このようなできの悪い談話になったのだろうと考えられている。
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