恩原ダムとは? わかりやすく解説

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恩原ダム

(恩原貯水池 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/04 07:15 UTC 版)

恩原ダム
所在地 左岸:岡山県苫田郡鏡野町上齋原
右岸:岡山県苫田郡鏡野町上齋原
位置 北緯35度18分01.1秒 東経133度59分15.0秒 / 北緯35.300306度 東経133.987500度 / 35.300306; 133.987500
河川 吉井川水系恩原川
ダム湖 恩原湖
ダム諸元
ダム型式 バットレスダム
堤高 24.0 m
堤頂長 93.6 m
堤体積 26,000
流域面積 38.9 km²
湛水面積 38.0 ha
総貯水容量 2,946,000 m³
有効貯水容量 2,845,000 m³
利用目的 発電
事業主体 中国電力
電気事業者 中国電力
発電所名
(認可出力)
平作原発電所
(2,900kW)
施工業者 田原組
着手年/竣工年 ?/1928年
出典 [1]
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恩原ダム(おんばらダム)は、岡山県苫田郡鏡野町上齋原(旧・上齋原村)、吉井川水系恩原川に建設されたダム。高さ24メートルのバットレスダムで、中国電力発電用ダムである。同社の水力発電所・平作原発電所に送水し、最大2,900キロワットの電力を発生する。ダム湖(人造湖)の名は恩原湖(おんばらこ)という。現存する発電用のバットレスダムとしては最古のものである。土木遺産、国の登録有形文化財に登録。

歴史

平作原発電所ならびに恩原ダム建設は中国合同電気によって計画され、1928年昭和3年)に完成。現在は中国電力が管理している。

発電用のバットレスダムとしては高野山ダム新潟県津南町信濃川水系中津川)が初であるが、再開発により撤去されてしまった。これにより、恩原ダムは現存する発電用のバットレスダムとしては最古のものとなった。

周辺

中国自動車道院庄インターチェンジから国道179号を北上、鏡野町上齋原より国道482号を東へと進むと恩原湖に至る。周辺は恩原高原と呼ばれ、スキー場やオートキャンプ場、青少年旅行村がある。

関連項目

参考文献

外部リンク




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