急制動試験
大型特殊自動車や、農耕作業用小型特殊自動車などのブレーキの性能を確認する試験方法をいう。急制動試験は、車両総重量の状態にしたクルマを乾燥した直線水平舗装路において、速度50km/h(最高速度が80km/h以上のクルマの場合)で定常走行させ、急制動を行ったときの停止距離を測定するものである。停止距離は、運転者が制動操作に移行した(アクセルペダルから足を離した)瞬間からクルマが停止するまでに走った距離で、保安基準では22m以下と規定されている。なお、乗用車やトラック、バス、2輪車などについては別途、各車種の制動装置の試験方法および要件などが規定されている。
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