応援演説会場での学生制止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 01:22 UTC 版)
「柴山昌彦」の記事における「応援演説会場での学生制止」の解説
2019年8月24日、JR大宮駅近くで2019年埼玉県知事選挙の応援演説を行った際、演説中の柴山に向けて大学入学共通テストに反対するやじを発したとして、男性が埼玉県警に取り押さえられたと報じられた。柴山によると、到着後、登壇していた車の後方から「柴山やめろ」「(英語の)民間試験撤廃」という声が聞こえたという。男性は大学生で、複数の警察官に囲まれた後、演説会場から遠ざけられた。ネット上では、大学生が警察官に囲まれる画像が投稿され、「文科相に抗議の大学生を街頭演説から排除」との批判が噴出した。これに対し柴山は、8月27日の会見で「表現の自由は最大限保障されなければいけないが、選挙活動の円滑、自由も非常に重要。演説会に集まっておられた方々は候補者や応援弁士の発言をしっかり聞きたいと思って来られているわけですから、大声を出したり、通りがかりでヤジを発するということはともかくですね、そういうことをするというのは、権利として保障されているとは言えないのではないか」と語った。大学生は、大学入学共通テスト・英語の民間試験活用の中止を求めて国会議員に署名を提出する活動に加わったが、文科省が動かないので、文科相である柴山に直接訴えようとした、「入試改革で混乱している受験生の代弁をしたのに、『わめき散らす声』と否定するのはおかしい」と語った。県警は、大声をあげたりプラカードを掲げたりしていた男性が歩道と道路を隔てる生け垣を飛び越えようとしていたため、男性警察官3人が服を引っ張るなどして制止して数メートル離れた歩道側に誘導した、と説明している。
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