志向主義とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 志向主義の意味・解説 

主意主義

(志向主義 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/02 16:29 UTC 版)

主意主義(しゅいしゅぎ、: voluntarism)とは、人間の精神)中で、意志の働きを(知性・理性や感情よりも)重視する哲学神学心理学文学上の立場のこと。知性・理性の働きを重視する主知主義: intellectualism)や、感情の働きを重視する主情主義: emotionalism)と対置される。

ただし、これはあくまでも相対的な立ち位置を表現するものであって、そこに絶対的な基準は無く、「何(どのような思想的立ち位置の人・集団)と対比されるか」に、その位置付けが依存していることに注意が必要。

歴史

中世

中世のキリスト教神学においては、アウグスティヌスドゥンス・スコトゥス等が、(主知主義として言及されるトマス・アクィナス等との対比において)主意主義として言及される[1]

近代

近代の哲学においては、デカルト、あるいはカントシェリングショーペンハウアーなどが、(主知主義として言及されるスピノザライプニッツとの対比において)主意主義として言及される[1]

脚注・出典

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「志向主義」の関連用語

志向主義のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



志向主義のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの主意主義 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS