必須チャンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 03:06 UTC 版)
「Portable Network Graphics」の記事における「必須チャンク」の解説
PNGファイルの読み込みと表示に必要なチャンクで、デコーダが適切に処理する必要がある。 IHDR - 最も先頭に配置されるチャンクで、以下の順番で13バイトの情報が含まれる。画像の幅(4バイト) 画像の高さ(4バイト) 色深度(1バイト) カラータイプ(1バイト) 圧縮形式(1バイト) フィルタ形式(1バイト) インターレース形式(1バイト) PLTE - カラーパレット定義。 IDAT - zlibにより圧縮されたイメージデータ。複数のIDATチャンクに分割することもできる。この場合ファイルサイズは若干増えるが、PNGをストリームとして生成することができるようになる。 IEND - イメージの終端を示す。 PLTEチャンクはカラータイプ 3 (インデックスカラー)を使用するときに必須となる。カラータイプ 2 と 6 (トゥルーカラー及び、アルファ情報付きトゥルーカラー)の場合は任意、さらにカラータイプ 0 と 4(グレースケール及び、アルファ情報付きグレースケール)の場合は存在してはいけない。
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