心光院_(京都市)とは? わかりやすく解説

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心光院 (京都市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 01:12 UTC 版)

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心光院
所在地 京都府京都市左京区岩倉下在地町42
位置 北緯35度04分26秒 東経135度47分09秒 / 北緯35.07389度 東経135.78583度 / 35.07389; 135.78583座標: 北緯35度04分26秒 東経135度47分09秒 / 北緯35.07389度 東経135.78583度 / 35.07389; 135.78583
山号 紫雲山
宗旨 浄土宗
宗派 鎮西派
寺格 知恩院末寺
本尊 阿弥陀如来
創建年 正保2年 (1645年)
開基 唯称房知空大徳
正式名 紫雲山専寿寺心光院
文化財 木造阿弥陀如来及び両脇侍像(重要文化財)
法人番号 2130005000162
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心光院(しんこういん)は京都府京都市左京区岩倉下在地町にある、浄土宗寺院山号は紫雲山。知恩院末寺

概要

正保2年(1645年)に、唯称房知空大徳上人が創建。かつて木野(現:岩倉木野町)の木野山にあった「塞耳庵」(そくにあん)が現在地に移ったものと伝えられる[1]。最初の三代は男僧が住職であったが、宝永7年 (1710年)から尼僧が住職になり、明和8年(1771年)以降、尼寺となった[2]。前庭は茶花が有名で、四季折々の花が一年を通じて咲き乱れる[3]

文化財

重要文化財

木造阿弥陀如来及び両脇侍像
中尊の阿弥陀如来坐像は高さ153cm。寄木造漆箔。平安時代後期の作。現在の左京区岩倉木野町の塞耳庵にあったという。両脇侍の観音菩薩跪坐(きざ)像、勢至菩薩跪坐像は木造漆箔玉眼で、高さ各107cm。康知作。三千院の阿弥陀三尊像の脇侍像と同様、大和座りの体勢である。中尊像より時代の下がる室町時代の作品。これらの像は一般には公開されていない。

アクセス

叡山電鉄鞍馬線岩倉駅下車徒歩7分。

京都バス岩倉駅前下車徒歩2分。

観光寺院でないため、通常拝観は不可である。ただし平成21年(2009年)京都春季非公開文化財特別拝観において一般にも初公開された。

脚注

参考文献

  1. ^ 小谷卯之助『岩倉幡枝の今昔』井上印刷、1983年。
  2. ^ 中村治『洛北岩倉』明徳小学校創立百周年記念事業実行委員会、2007年。
  3. ^ 竹田源『岩倉むかしむかし』藤村和正、1978 年。

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