微細がれき
別名:微細ガレキ、微細瓦礫
災害で発生したがれきのうち、特に微細なビニール、金属片、木片などの総称。
微細がれきが農地などに混入・堆積すると、農作物の育成や品質などに悪影響を及ぼす可能性がある。しかしながら、微細がれきは大型のがれきと同じ方法で撤去することができず、一般的に効率的な回収が難しい。
2012年12月に、日立造船と住友化学が、微細がれきを効率的に除去して農地を修復する技術を確立したと発表した。農地の表土を回収し、洗浄および粒子径に応じた分離(分級)を行うことで、短時間で微細がれきが除去できるという。
日立造船と住友化学による微細がれき除去技術は、東日本大震災で津波に襲われ塩害と微細がれきの害を被った農地の修復に役立てられるという。
関連サイト:
津波被害を受けた農地の修復に向けた取り組みについて - 日立造船株式会社 プレスリリース 2012年12月12日
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